むいむいのマイホームづくり

自分の家作りから得た知識・情報をお伝えします。

カップボードの吊り戸棚の高さは低いほうがいい?1年間使ってみた感想

こんにちは、むいむいです。

もうだいぶ寒くなってきましたね。

先日、扇風機を収納してガスファンヒーターに置き換えましたが、ちょっと早いかな?

 

今回はキッチンの吊り戸棚についてです。

むいむい家の吊り戸棚はこんな感じ。

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引き戸のタイプもあるようですが、ここでは開き戸の吊り戸棚についてお話します。

ひと世代前までは、キッチンカウンターの上部にはほとんど付けられていました。

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引用:対面キッチンのリフォーム All About

 

最近は、キッチンとダイニングの一体感・開放感を出すことを優先して設置しないケースのほうが多くなってたように感じます。

むいむい家ではキッチンカウンターの上部には吊り戸棚を取り付けていません。

キッチンカウンターの背面、カップボードの上部には現在も取り付けるほうが主流だと思います。むいむい家にも取り付けています。

 

今回お話したいのは、カップボードの上部に取り付ける吊り戸棚の設置高さについてです。

むいむい家が悩んだ事と、1年間使用してみてどうだったかという事をお伝えしたいと思います。

 

吊り戸棚の高さはどれぐらいが標準的?普通?

キッチンカウンターの吊り戸棚は、大抵はレンジフードに合わせた高さか、そうでなくてもある程度高めに設置されていました。

作業スペースの上にある吊り戸が低かったら、作業中に視界に入って邪魔ですよね。

ただ、カップボードの上にある吊り戸棚は、高くないといけない理由はありません。

 

低めだと使いやすいが、扉を開けたときに頭をぶつけてしまうというリスクがあります。

かといって高めに設置すると、物の出し入れがしにくいというデメリットもあります。

モデルハウスやショールームを巡っても、低いところもあれば高く設置しているところもありますから、どれが標準的かという答えはなく、好みによるところだと思われます。

 

むいむい家は低めの位置に設置した

むいむい家は悩んだ結果、低めに設置しました。

物の出し入れがしにくい状況だと、その収納を使わなくなるか、使わないものを入れたままほっといてしまう可能性があります。

実家がまさにそんな感じで、吊り戸棚の一番下に置いてあるものでも、背伸びしないと取れない状態でした。

 

頭をぶつけてしまうリスクがあっても、使いやすい吊り戸にしたい。

という思いで、低めに設置しました。

具体的には、カップボードの高さが91cm、そこから54cmスペースが開いて、吊り戸棚の下端が床から145㎝。吊り戸棚の縦寸法は55㎝なので、吊り戸棚の最上端は210㎝という形です。

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吊り戸棚の上に窓を設置する事は決まっていたので、あまり吊り戸棚を上のほうに設置できない、という都合もありましたが、吊り戸棚をもっと小さい寸法のものを使用すれば、頭にぶつからない高さにすることもできました。

ただ、やっぱり使いやすい高さという事を優先しました。

 

吊り戸棚の高さ・寸法の決め方

吊り戸棚を低くすることは決めましたが、具体的な寸法はどうしたらいいのかわかりません。

そこで、どこかの本に目線より10㎝下だと見やすいし手も容易に届く、という記述があったのでそれを基準に考えました。

妻の身長が160㎝位だったので、それより10㎝低い150㎝ぐらいが目線の高さ。

これより10㎝低い140㎝が吊り戸棚の下端になるように考えました。

ただ、カップボードの高さや吊り戸棚の上の窓とのバランスを考え、もう5㎝高い145㎝が下端になるようにしました。

 

そして、同じぐらいの高さの吊り戸棚が設置してあるショールームを探し、そこでシミュレーションをします。

そうして、吊り戸棚の下端が145㎝でも問題ないことがわかったのでその寸法に決めました。

これはあくまで私達の決め方なので、それぞれやり方があると思いますが、

夫婦の身長の低いほうを基準に考える

同じ高さの吊り戸棚をショールームで探してシミュレーションする

という事はぜひおすすめします。

 

低めの吊り戸棚を実際に1年間使ってみた使用感をレビュー

実際に1年間使ってみてどうだったのでしょうか。

まず、頭をぶつけたのは1回もありませんでした。笑

 

入居したときは、もしかしたら頭ぶつける事あるかもしれないなぁと思っていましたが、意外とぶつからない。

だいたい開けて物を取り出したら閉めるんですが、一か所調味料が入っているところがあり、そこは開けっ放しで別の作業に移ってしまうこともあります。

そういう時に、たまに扉邪魔だな~と思う事もありますが、キッチンの通路幅が100㎝位あれば普通に移動してよけれるので、さほど問題だと感じた事はありません。

下段のカップボードの引き出しのほうが使い勝手はいいので、そちらに使用頻度の高いものを集中させて、使用頻度の低いものを吊り戸棚に入れているのもあるかもしれません。

頭をぶつける事がないのは、目線より低い高さまで扉が来ているおかげかもしれません。身長-5cm位の高さだと、視界に入らない事のある高さなので逆に低いより危険性が高いと聞いた事があります。

 

幅90㎝の吊り戸棚の場合、扉のサイズは45㎝です。結構大きいですね。通路幅が100㎝だとしたら、半分ぐらいの大きさです。

吊り戸棚を低く設置すると、これを開けるときに顔に当たるんじゃないか?もしくは顔に当たりそうで嫌なんじゃないか?という事も懸念していましたが、それは完全に気のせいでした。

顔に当たりそうになったことや、顔に当たりそうで怖かった事はありません。

いつも勢いよく開いていますが、扉にビンタされる事はなさそうです。

 

まとめ

要は使い方の問題と、慣れですね。

むいむい家では全然問題なくて、その使いやすさから低くつけて良かったなぁと感じているので、私は低めの設置をおすすめします。

ただ、最近はカップボードをハイカウンター(95~105㎝位)にするのが流行っているようです。

ハイカウンターなら収納力の高い引き出しも多くつけれますし、ゴミ箱の高さも確保しやすいですしね。

でもハイカウンターにすると吊り戸棚もそれに押されて高めの設置になってしまうので、それが悩みどころです。

 

ところで、最近なんだか記事が長くなりがちな気がしてきました。

自分で読み返してて「なげーよこれ・・・」って思う長さはやめたい。

なので、3000文字前後を基準に話を終わらせるように頑張りたい!!と思います!

 

 

それでは、ここまでお読み頂きありがとうございました。