赤ちゃんに人工芝は危険!40日で突破されるし怪我するしおすすめできません。
こんにちは、生後10ヵ月の赤ちゃんの父、むいむいです。
最近、ネットでおすすめされていた子育てアイデアを実践していたら、娘がケガしてしまうという事態が起きました。
同じ失敗をされる方が減るように、今回記事を書きたいと思います。
どんな子育てアイデアかというと、赤ちゃんが危険なところに移動しないように、ベビーゲート等ではなく人工芝を用いるというものです。
この人工芝、表面は普通なのですが裏側は突起がいくつもついているので、裏面の上を歩くと大人でも超痛い。
赤ちゃんも痛がるので、これを置いとくとそこに移動できなくなるという訳です。
しかし、うちの赤ちゃんが転んだ拍子に、この突起に顔をぶつけてケガをしてしまいました。
詳しくはこの記事で詳しく述べていきます。
- 赤ちゃんの侵入防止には人工芝という子育てアイデアは有名
- ホームセンターで買った人工芝を設置
- 赤ちゃんに人工芝が攻略される?
- 人工芝に顔面から突っ込んで怪我をする
- 人工芝は危険なので撤去し、ベビーサークルを設置
- 人工芝の危険性についてネットに情報はあるか
- 終わりに
赤ちゃんの侵入防止には人工芝という子育てアイデアは有名
この子育てアイデアは割と有名なようで、「赤ちゃん 侵入防止」とか「赤ちゃん 侵入対策」などで検索すると2番目にはもうその記事が出てきます。
NHKのすくすくアイデア大賞2015にも選ばれています。
むいむい家では、赤ちゃんがスゴイ勢いでテレビに頭突きをかますので、なんとかしなくてはと思い、この人工芝を導入することにしました。
テレビ付近となると守る範囲が広いので、ベビーサークルを買おうとするとそこそこの値段がしてしまう。安くても1万円とか。
しかもその1万円するベビーゲートも頼りなさそうだからすぐ攻略されそう。
人工芝なら1000円2000円程度だし、ダメでも諦められる値段というのですぐ導入してみることにしました。
ホームセンターで買った人工芝を設置
まずはホームセンターで1枚100円位の人工芝を購入。
サイズは30㎝ × 30cmで色はグレーです。
人工芝の表面でも赤ちゃんは嫌がりますが、すぐに慣れてしまい意味がなくなります。
うちは一週間しないぐらいで攻略されました。
人工芝を裏返すと小さな突起がついており、これに乗ると大人でも辛いほど痛い。
最初、赤ちゃんが上に乗っかってしまった時に、「なにこれ~~」と言いたげな顔でこちらを向きながら泣き始めたのがちょっと笑えました。ごめん、娘。
赤ちゃんに人工芝が攻略される?
人工芝、効果抜群だな、と思っていたら・・・その寿命は短かったようです。
設置したのがちょうど40日ぐらい前でしたが、最近はどうかというと、まずひっぺがそうとする。
結束バンドで近くの重いものに固定してあるので簡単には動きませんが、いつか攻略されそうな状態。
あとはハイハイで体ごと体重分散させて乗るとあまり痛くないという事がわかったのか、いつのまにか芝を超えていることも。
一枚の幅では30㎝しかないので頑張ればその先に手が届いてしまうようです。
この勢いだとそのうち完全に攻略されるなー、数を増やそうかなと思っていたら事故が起きました。
人工芝に顔面から突っ込んで怪我をする
近くにあったローテーブルにつかまり立ちしていたときに、体をひねりながら転んで人工芝に顔面から突っ込んでしまいます。
いつもと違う泣き声に私も焦りました。
頬っぺたの一か所は、皮膚がえぐられて皮が取れそうな状態に。
写真は血を拭いた後なのでわかりにくいですが、実際に見ると結構痛そうです。
翌日にはそれ以外の部分も点々のアザが出来てしまいました。
当たり所が悪ければ、目に直撃して大惨事になることもありえます。
今回はまぶたに当たっていたので目は大丈夫だったようですが、この怪我を見た瞬間はかなり焦りました。
目は大丈夫か確認したくても、泣いていれば目はずっと閉じているので見えるはずもありません。
人工芝は危険なので撤去し、ベビーサークルを設置
この怪我のあと、すぐに人工芝は撤去しました。
買ってからおよそ40日の運命でした。短い。
人工芝を使い続けている人のブログを見ると、やはり赤ちゃんが知恵を付け始めたあたりでどうにも攻略されてしまう事が多いなようです。
私がそうしたように、値段が安いので「ダメでもいいか」といった感じで導入される方が多いようですが、やはりベビーサークルなど物理的に移動できなくする方法のほうが良いと感じました。
もちろん、人工芝で赤ちゃんが大けがしてしまったら、いくら値段が安くても・・・困ります。
また、ネットでこの人工芝をおすすめしている記事には、危険性についてはあまり書かれておらず、気づきませんでした。
でもよくよく考えたら、よく転ぶ子供がいるのに床にこんなとがったものを置いているのは変です。
その辺は自分の頭でちゃんと考えるべきだと思いました。
ちなみに子どもの頬っぺたはすぐに落ち着きました。
少し跡は残っていますが、赤ちゃんの再生力なら数か月もかからず治るでしょう。
ごめん娘。
誰かと会うたびに「ほっぺたどうしたの~?」って聞かれます。
「人工芝の裏面に顔面を突っ込んじゃったんだよ・・・」というのも何だかアレなので、適当にごまかしています。
人工芝の代わりにはベビーサークルを設置することにしました。
ベビサークルをどんな商品にするかは悩みましたが、既製品に納得できなかったのでDIYで作りました。
ベビーサークルだから人工芝より必ずしも安全とは言えませんが、この事故の後はとても使う気にはなれませんでした。
DIYしたベビーサークルについては、以下の記事でどうぞ。
人工芝の危険性についてネットに情報はあるか
今回と同じような事故が起きた人がいるかどうかネットで調べてみました。
「赤ちゃん 人工芝 危険」「赤ちゃん 人工芝 事故」などで検索しても、検索の1ページ目にはおすすめしている記事などばかりで、危険性については触れられていません。
ウチだけの問題なのか・・・と思いきや、1件だけ触れているブログが出てきました。
赤ちゃんの侵入防止に人工芝は効かない!?0歳児で試してみました! | 看護師ママmitchyの子育てblog
このブログの一文を引用させて頂くと、「スペース内で遊ばせていたところ、コテンと転倒。そんなに盛大な転び方ではなかったのですが、転んだ先に人工芝の裏のゴツゴツが‼‼おでこからこめかみにかけて、出血を伴う派手な怪我をしてしまいました…。この件により、人工芝は撤去することとなりました。」とのこと。
やはり同様の事故は起きていたようです。
この人も打ちどころが悪くなかったようで安心しましたが、それでも流血しているので良かったとは言えません。
終わりに
今回はネットでおすすめされていた記事を実践したら危険だった・・・という事ですが、ネットに限らず何を実践するにしても、自分で考えて判断する必要があるなぁと改めて反省しました。
情報の発信側であるブロガーの私達も、うかつに変な事書かないように気を付けないといけませんね・・・。
何を書くにしても全部裏を取ってから書いていたら大変ですし、難しいところですが、安全に関わるところは注意が必要だと感じました。
それではここまでお読み頂きありがとうございました。