むいむいのマイホームづくり

建築業界の人が、安くて高性能で家事楽な家を建てる

人感センサーで照明を自動化して快適生活。かってにスイッチのメリットを解説。体験動画あり

わが家の居室以外の場所は、パナソニックの「かってにスイッチ」というセンサーで照明が点くようにしました。

家に付いているセンサーは13個あり、これはわが家の特徴的な部分でもあると思うので、このセンサーライトに関するお話をしていきたいと思います。

 

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人感センサーとは?

その名の通り、人の気配(熱)を感知して動作するセンサーです。

このセンサーで照明をON・OFFすることが出来ます。

夜に帰宅したときに照明が点灯するよう、玄関付近の屋外などにはよく使用されますが、うちで採用しているのは屋内用です。

 

パナソニックの「かってにスイッチ」が有名で、うちでも使用しています。

下記の画像は壁用ですが、天井用等もあります。

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照明が自動で点く家ってどんな感じ?

これは実際に見たほうがわかりやすいと思ったので、動画を撮ってみました。

こちらは玄関から2階まで行く動画です。


かってにスイッチで新築の照明の自動化。玄関から二階廊下まで

 

逆ルート、2階から玄関まで行く動画も用意しました。

点灯するタイミングが微妙に違いますが、内容的には同じような感じになります。


かってにスイッチで新築の照明の自動化。二階主寝室から玄関まで

 

人感センサーは楽できる

人感センサーだらけの新築にして思ったのは、これは次世代の家に必要な機能の一つになるんじゃないかなということです。

それほど便利で、これなしの家はもう考えられません。

 

そうは言っても、スイッチ押すだけなんて無意識でもできるんだし無くていいんじゃない?という声も聞きます。

確かに、ルンバや乾燥機や食洗器のように、人間のやっていた仕事の時間をぐっと圧縮してくれるものではありません。

壁のスイッチに手を添えるだけで、照明のオン・オフという、センサーがやってくれることと同じことはできます。

 

ですが、ほんの少しの手間、無意識でできる事とは言え、一日に何度もする行動です。

家族構成や暮らし方にもよりますが、人が通った場所の照明を必ず点けていった場合にスイッチのONOFFを数えたら、1日100回位は押したり消したりしているんじゃないでしょうか。

それが無くなるというのはとても楽です。

 

車のドアのロックなんかはキーレスが当たり前になってきましたが、たまに電池が切れると鍵を差し込んで回すのが超めんどくさい。

それと同じような感じです。

無かった頃には戻れない便利さがあります。

 

生活の質を向上させる

楽できるのが人感センサー。でもそれだけではありません。

今まで使わなくても何とかなるから、押したら消すのが面倒だからと、使わなかった場所の照明が使えるようになります。

 

例えば私のような面倒くさがりが、夜に二階にいくとしましょう。

階段のスイッチは面倒くさいので押しません。2階に上がってから自分の部屋に駆け込み、部屋のスイッチの場所はわかっているので勘で押します。

 

夜に自分の部屋から廊下を経由してトイレに行くとします。

これも同じで、トイレの位置はわかっているので廊下の電気は付けずに移動してから、トイレの電気をつけます。

 

夕方、少し明かりがないと暗い時間帯に廊下を歩きます。

やっぱり、面倒くさいので照明はできるだけつけないで移動します。

 

リビングから廊下を通って洗面所に行くとします。

時間にしたら3秒とか5秒の間しか廊下にはいないので、わざわざ電気をつけるまでもありませんから、廊下は照明をつけないで移動します。

 

トイレから出たあとに洗面で手を洗いますが、洗うのに10秒もかからないし、廊下の照明で何となく見えるので洗面所の電気は付けません。

 

私がこまめに電気のスイッチを押すタイプではないからという事もありますが、こういった時に照明が勝手に点いてくれるので、いつでも明るい中を移動・行動できるんですよね。

これが地味にとても嬉しい。

いつでも明るい中で行動できる、それが生活の質を向上させます。

 

その他のメリット

押す必要がないという事は、その他にどういったメリットを見出すのでしょうか。

 

  • 何か手に持っているときに楽できる
    私達には生後数か月の赤ちゃんがいます。
    赤ちゃんを抱いているときはもちろん、赤ちゃんがいると布団やらなにやら手いっぱいに抱えて移動することもよくありますから、手がふさがっていても照明がついてくれるのは嬉しいものです。
    しかし、赤ちゃんがいなくても買い物から帰ってきたときや、少し大きなものを持っているとき、スマホを持っているときなど、結構手がふさがっている事ってあるんですよね。
    特に1階と2階を行き来するときには楽だなと感じます。

  • 誰かがスイッチを消さなくても気にならない
    よく子供や夫婦で「あそこの電気点けっぱなしだったでしょう」とか言い合う事ありますよね。
    ないですか?私はトイレの電気つけっぱのまま出社するという事はよくあり、怒られました。
    実家でもよく廊下の電気点けっぱなし!って言われた覚えがあります。
    それが無くなりますから、家庭内平和へ一歩近づきますね。
    普段スイッチを消す癖が無くなるぶん、リビングを消し忘れるといったことは発生します。
    これはもう気を付けるしかありません。

 

LED照明と相性が良い

人感センサーライトのマイナスイメージとして挙げられるのが「かってに消えたりするのが嫌だ」とか「人がいなくなっても点いているのが無駄で嫌」という声があります。

かってに消えてしまう原因はいくつかあると思いますが、主要な原因は三つだと私は考えています。

まずセンサーの精度が悪い。

従来はセンサーに対して直進していくと検知し辛いという仕様だったそうですが、今のタイプはそれが改善しているので問題ありません。(かってにスイッチの場合)

 

次に設置数が足りていない。

複数のセンサーを設置しないとカバーしきれないのがわかっているのに、費用削減のためセンサーをひとつしか付けていない・・・というパターンです。

これは検知範囲をシミュレーションして適正な数を設置していればまったく問題ありません。

 

最後に、検知したときに点灯する時間の設定を短くしてしまっている、という単純な問題もあります。

人がいなくなったらすぐ消えて欲しいからと言って、検知したときの点灯時間を10秒とかに設定していると、ちょっと止まっただけで照明が消えてしまいます。

これを余裕を見て1分とかに設定していれば、そうそう意図しないタイミングで消えたりすることはありません。

しかし、1分にしたとき問題になるのが、人がいなくなっても1分間ずっと点いているという事です。

 

この消えてしまうという問題はセンサーライトの宿命でもありますが、そもそも電気代が安ければ、多少点きっぱなしであっても気にしないで使うことができます。

いま大きな勢いで普及してきているLED照明は、従来の白熱灯に比べれば最大10分の1程度の消費電力で済みます。

そこまで消費電力が少ないのであれば、人感センサーの設定時間を1分にして、多少無駄な点灯が続いてもいいか、という考え方ができます。

 

また、白熱灯はON・OFFでフィラメントが消耗しますし、蛍光灯もON・OFF時に負荷がかかることで寿命が縮まりますが、LED照明は電気のON・OFFを繰り返しても消耗がありません。

ですから、人感センサー+LED照明という形にすれば、センサーで照明ついたり消えたりしたとしても、器具の消耗は気にしなくていいし、電気代も安いから多少点きっぱなしだとしても気にしなくていいんです。

 

LED照明が白熱灯や蛍光灯に負けないぐらいの性能と、それらと対等に渡り合える価格になってきたのはごく最近の事です。

10年前にはほとんどなかった全館LED照明の新築というのは、今どき当たり前のようにあります。

わが家も全館LED照明です。数えたら56個もLED照明がついてました。

LED照明が普及してきた今だからこそ、人感センサーの能力を最大限引き出し、ストレスフリーな照明を実現できるんだと思います。

 

人感センサーは当たり前か?

私は非常に便利だと思っている人感センサーですが、新築を注文住宅で建てている人でも必ずセンサーライトを使用しているとは限りません。

トイレはよく採用され、廊下も使っている家も多少ありますが、居室以外全部やるというのはあまり聞きません。

安い建売なんかだと採用無しという所もありました。

高級ハウスメーカーなら使っているかというと、そうでもないようです。

 

実は私は仕事上、色々な工務店ハウスメーカーの図面に目を通す事もあるんですが、人感センサーの採用率はあまり高くないように感じていました。

理由は色々な事が考えられますが、単純に知名度と優先度が低いという事もあると思います。

マイホームを作るとなれば考えることは山ほどあるでしょう。

その中で、照明のスイッチなんていうものは、後回しにされがちなのではないかと思うんです。

 

しかし、人感センサーはとても素晴らしいものです。

この記事で伝えきれたか全然自信がありませんが、もっと着目して欲しいと思っています。

次回は、かってにスイッチのデメリットについて解説します。

 

それでは、お読み頂きありがとうございました。